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若いかたに多い皮脂の過剰分泌!頭皮への悪影響と抑制する成分

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頭皮の保護に必要な皮脂と薄毛との関係

大切な役割がある頭皮の皮脂

皮脂というと、20代になっても悩まされるニキビの原因や炎症を引き起こすものという悪い印象がありますが、肌や頭皮を保護するために不可欠なものです。皮脂腺から分泌された物質は汗と混ざり合うことで薄い膜を作り、水分の蒸発を防いで保湿をしたり、肌のバリア機能を高める効果があります。

さらに、皮膚には細菌や雑菌、病原菌の繁殖を防ぐ常在菌という菌が存在していますが、この菌のエネルギー源が皮脂であり、健康的な肌が弱酸性に保たれて内外の刺激から保護されているのです。当然、頭皮の皮脂も頭皮環境を整えるために役立っており、抜け毛を防いでハリやコシのある髪の毛を育てています。

多すぎる皮脂が与える悪影響

頭皮は肌の中でも皮脂腺が多い部位で、1日洗わないだけでもベタつきが気になるほど皮脂の分泌が過剰になりやすいところです。適量であれば問題がない皮脂も、量が多くなればさまざまなトラブルを招きます。毛穴に詰まれば皮膚呼吸をしづらくなって毛母細胞が酸欠状態になったり、常在菌が及ばないほど雑菌が繁殖しやすくなって、炎症や皮膚病の原因になります。

臭いが発生したり痒みが出るなどの症状だけではなく髪の毛の生成に影響が出て、細く、弱い状態に変化して抜け毛も増えてしまうのです。皮脂過多が原因の薄毛は、脂漏性脱毛症と呼ばれています。

皮脂過多になってしまうさまざまな原因

皮脂の分泌量は体質による違いもありますが、生活習慣の影響が少なくありません。・脂肪分の多い食事を好む・運動不足・シャンプーで洗いすぎ・過度のストレス若い20代男性が好むこってりとした味付けの食事や油分の多いもの、肉類の食べすぎは皮脂の分泌量を増やしますし、運動不足による血行不良と代謝不良で古い皮脂が排出されにくくなります。

さらに、シャンプーを使いすぎると皮脂を取りすぎて乾燥し、それを保護するために身体は余計に皮脂を分泌してしまうのです。ストレスが溜まればホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンの働きが必要以上に活性化することで、皮脂が過剰になりやすい状況になります。

皮脂量をコントロールする育毛剤を使おう

生活習慣を改善して皮脂量を抑える

皮脂量を正常化させるために必要なのは、規則正しい生活や乾燥対策になります。20代が好きな油分が多めの食事内容を改めたり、夜更かししがちな生活から睡眠時間をしっかり確保することを意識したり、適度な運動や保湿ケアを行うことで、少しずつ状態を改善させることが可能です。

副作用のない育毛剤で皮脂量を抑える

ケアを行う育毛剤の中には、皮脂量のコントロールに効果を発揮する成分が配合されているものがあります。・サリチル酸・ビタミンB6・カシュウ・イオウエキスなど皮脂の除去に効果的な成分として、まずサリチル酸が挙げられます。角質層を溶かして皮脂を抑制し、さらに雑菌繁殖を予防できる成分です。

ビタミンB6は摂取したタンパク質をアミノ酸に作り変えるために必要となる成分で、髪の毛を作るだけではなく過剰な皮脂を抑えるためにも役立ちます。カシュウは毛穴詰りを解消するのに役立ち、イオウエキスは皮脂を柔らかく変化させて除去しやすい状態にすることが可能です。

育毛剤に副作用がないか不安視しているかたも多く見られますが、医薬品に該当する強い薬が配合されているもの以外には、適切な使用している限り副作用が出ることはほぼありません。異変がないか注意をしながら使用すれば、安全に皮脂のケアを行えます。

保湿ケアも皮脂を抑えるポイント

頭皮の乾燥は皮脂を増やす原因になります。保湿を意識する男性は多くありませんが、頭皮のベタつきが気になる場合には保湿ケアで肌水分量を整えることが効果的です。・イチョウ葉エキス・ヒオウギエキス・ヒアルロン酸・コラーゲンなど特に季節の変わり目は乾燥しやすく皮脂の分泌が活発になりますから、皮脂を抑えるケアと同時に保湿を意識することをおすすめします。

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