育毛剤を手作りする人が増えています
抜け毛など髪の毛の悩みは、多くの男性が抱えている問題です。中年男性だけではなく、若者が悩んでいるケースも少なくはありません。そんな男性たちの中には、はげ対策として育毛剤を使う人がいます。確かに育毛剤を使えば、高い発毛効果を期待できますが、お値段の高さがちょっと痛手。
そのため、育毛剤を手作りする人が増えてきているのです。手作り育毛剤は、材料さえ揃えられれば驚くほど簡単につくれます。今回はそんな手作り育毛剤のレシピをご紹介していきましょう。
手作り育毛剤の注意点
育毛剤づくりは、100%自己責任で行ってください。また、市販されている育毛剤は厳しい審査をクリアしていますが、手作り育毛剤はそのようなテストを実施していません。そのため、手作りにチャレンジしてみたい方は、次の4点を必ず守るようにしてください。
事前にパッチテストを行うこと
頭皮のトラブルが起こらないよう、パッチテストを行いましょう。腕などに自作の育毛剤を塗り、24時間様子を見ます。赤くなったり痒くなったりした場合は、頭皮に使ってはいけません。
素材は新鮮なものを使うこと
手作り育毛剤の材料の多くは身近な食材です。手に入りやすいがゆえに安いものを選んでしまいがちですが、必ず新鮮な食材を使ってください。賞味期限が近いものは体にも頭皮にも良くないので、抜け毛の原因になるかもしれません。
容器を消毒すること
作業中は様々な容器を使います。必ず熱湯消毒してから使ってください。
保存は冷蔵庫で、早めに使い切ること
手作りした育毛剤は冷蔵庫で保存しましょう。また、必ず密閉できる容器で保存してください。保存料などが入っていなので、1週間以内に使い切るよう意識しましょう。
果物と植物を使った育毛剤の手作りレシピ
具体的な育毛剤の手作りレシピを解説します。まずは、身近な果物と植物を使ったレシピです。はげが気になるつむじや、こめかみの生え際に使ってみてください。
みかんを使った育毛剤
みかんの皮には育毛効果があることが分かっており、みかんの皮を使った育毛剤も市販されています。手作りしたみかんの育毛剤は、シャンプー後に抜け毛が気になるつむじなどにつけましょう。
用意する材料は、みかんの皮:50g、ホワイトリカー(35度):150ccです。
手順1
新鮮なみかんをしっかり洗ってよく拭いた後、ピーラーで皮を剥く。
手順2
ピーラーで剥いたみかんの皮をザルなどに広げ、約3日間天日干しする。
手順3
密閉された容器にホワイトリカーと天日干ししたみかんの皮を入れる。
手順4
冷蔵庫で約1週間放置する。
手順5
みかんの皮を全部取り除いたら 、また冷蔵庫に入れて2週間ほど放置して完成。スプレー容器などに入れ替えて使うのがおすすめです。
アロエを使った育毛剤
アロエは薬草として古くから使われてきた植物で、人間の体に良い効果をもたらすといわれています。もちろん、抜け毛にも効果あり!手作りした育毛剤は直接頭皮に使っても良いのですが、シャンプーに混ぜて使うのもおすすめです。いずれにしても、マッサージしながら頭皮になじませることをお忘れなく。
用意する材料は、キダチアロエ:500g、ホワイトリカー:1800ccです。
手順1
アロエの葉を5ミリくらいの輪切りにします。皮をはぐ必要はありません。
手順2
密閉された容器にホワイトリカーと輪切りにしたアロエの葉を入れます。
手順3
冷蔵庫か冷暗所で約1か月放置して完成。スプレータイプの容器に移し替えて使いましょう。