正しいシャンプーの方法を覚えて実践しよう
頭皮を清潔に保ち健康な髪を維持していく
薄毛が気になりだしたら使うことを考え始める育毛剤ですが、同時に見直していきたいのが毎日のように行うシャンプーの方法です。適切なケアを行うことで抜け毛が減り、その上で育毛剤を利用することで、より成分の効果を発揮しやすくなります。
10代、20代の早いうちから正しいシャンプーの仕方を身につけていけば、その後年齢を重ねていってからも健康的な髪の毛が多く保たれます。普段何気なく行っているシャンプーは、方法1つで副作用の心配がない薄毛ケアになる重要なものです。
まずはブラッシングで綺麗にする
髪の毛の短い男性は意識をしない方も少なくありませんが、シャンプーの前に表面についた汚れを大まかに取り除くために、ブラッシングをすることが大切です。この段階でしっかり落とせば、シャンプーもよく泡立つようになります。頭皮をゴシゴシと擦ることは避けなければなりませんが、適度な刺激は血行促進に繋がりますから、痛みを感じない、頭皮を傷つけない程よい力加減でのブラッシングを心がけるようにしてください。
よく素洗いをした後にシャンプーをする
抜け毛予防、薄毛改善を目的にしたシャンプーを意識するのであれば、シャンプーの前に念入りな素洗いを行うのがおすすめです。お湯で3分程度マッサージしながら頭皮を洗うことで、大部分の汚れを落とすことができます。使用するお湯の温度は38度程度の低めに設定しましょう。
その後、手でよく泡立てたシャンプーを頭皮につけて揉み洗いを行っていきます。この際にもシャンプー液を直接頭皮に塗布する方が少なくありませんが、毛穴詰りの原因になってしまうので注意が必要です。指の腹を使って爪を立てないように、毛穴から汚れを押し出すイメージで全体をまんべんなく綺麗にしていってください。
洗い残しがないように念入りにすすぐ
すすぎ洗いは泡が残らないようにしっかりと行うことが大切です。この時にも、頭皮を揉むように行うのがコツです。ざっと流しただけで済ませてしまうと、毛穴に残ったシャンプーが痒みや炎症の原因になってしまいます。せっかくシャンプーで綺麗にした頭皮に雑菌が繁殖して、逆に抜け毛を増やすことになりますから注意をしましょう。
乾かした後に育毛剤で仕上げのケアを行おう
シャンプー後にきちんと乾しておく
濡れた頭皮や髪の毛を放置すると、炎症や抜け毛、フケや悪臭を引き起こしてしまいます。頭皮環境を悪化させないようにしっかり乾かしてください。ドライヤーは20cmから30cmほど離し、髪の毛の根元から乾かしていくのがコツです。温風と冷風を切り替えながら頭皮を熱しすぎないようにすることで乾燥のしすぎを防ぎ、頭皮のダメージを軽減します。最後は冷風で仕上げて頭皮のほてりを冷ましましょう。
綺麗な頭皮に育毛剤を使用するのが効果的
20代から30代前半と若ければ、育毛剤の使用はまだ早いと考える方も多いのですが、20代くらいの若い世代だからこそ、抜け毛や薄毛が気になったら早めに育毛剤でケアするのが効果的です。副作用の出にくい天然成分のみで作られているものも多いので、洗髪の仕上げに積極的に利用してください。
ドライヤーで乾かした後、清潔な頭皮に使うことで成分が効率よく浸透していきますし、シャンプー時にマッサージを行っていれば血行が促進され、成分がまんべんなく行き渡るようになります。育毛剤は、赤みや痒みが出るといった体質に合わないことで見られる副作用が確認されない限り、3カ月から半年、半年から1年と長期的に利用していくことが大切です。
正しいシャンプーの方法を覚え、そのうえで育毛剤でケアをしていけば、髪の毛の健康状態が徐々に向上していきます。